マイナンバーカードについて
2025年から運転免許証とマイナンバーカードが
情報共有され両方の機能を使えるようになる予定です。
それぞれの機能を合わせたり、現状のままの運用も選択できるため
これまでの運用に不満がなければ混乱が起こることはないでしょう。
つまり様々な選択をできるようにシステムを作れば問題はないのですが、
何故か、健康保険証については既存のシステムを変更して、紙の健康保険証の
廃止が決定しています。多くの医療機関にとっても、利用側にとっても
選択のできるシステムがベストだと考えますが、不思議と複雑なシステムに
なりこれから運用を迎えるために、多くの利用者において混乱はあるのでしょう。
健康保険証廃止まで1カ月 後継のマイナ利用率は低迷
公的医療保険で受診時に使う現行の健康保険証が廃止(新規発行停止)される12月2日まで残り1カ月となった。マイナンバーカードに保険証機能を持たせたマイナ保険証が後継となるが、利用率は低迷が続く。政府は、発行済みの保険証が最長1年使えるほか、保険証代わりの「資格確認書」を送るなど代替手段があることを強調。福岡資麿厚生労働相は1日の記者会見で「国民の不安解消に向け丁寧な対策を行う」と述べた。 【写真】保険証廃止 残り1カ月 厚労相、保険証代わりとなる「資格確認書」を送る対応を強調
マイナ保険証を使うには、まずマイナカードを取得し利用登録する必要がある。医療機関で顔認証付きカードリーダーなどにかざし、保険加入情報を読み取る。政府は「本人の同意があれば診療履歴も閲覧でき、適切な治療につながる」と訴える。 ただ利用率は9月時点で13.87%。マイナンバーを巡る情報のひも付け誤りで高まった不信感が要因とみられる。 現行保険証が使えなくなるまでには猶予期間があり、有効期限内なら2025年12月1日まで使える。会社員が入る健康保険組合は無期限が多く、同日まで有効だ。
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報告
見解今年9月のマイナ保険証の利用率は13.87%で8月(12.43%)から1.44%の増加にとどまる。 マイナ保険証の利用率が一向に高まらないのは、根本的なところで情報の紐付けの誤りや個人情報漏えい、偽造、不正利用の問題が一向に解決されていないからだ。 国民の不安が解消せず、マイナ保険証の利用が進まない以上、マイナ保険証と紙の保険証の併用が経済合理的な選択肢になるのではないか。 マイナ保険証の利用が進まなければ、紙の保険証の代わりとなる「資格確認書」の大量発行が必要になる。厚生労働省の試算では、マイナ保険証の保有者が現状から増えないケースでは「資格確認書」の発行に年間153〜159億円のコストがかかってくる。 ポイント事業などマイナ保険証を普及させるために2~3兆円の税金を投入したうえに、さらに普及が十分に進まなかったために、150億円を超える追加コストがかかるということだ。
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島徹
モバイル/IT/ガジェット系ライター
解説人間は必要性に迫られなければ動かない、医療は統計でも64歳以上の高齢者と0~14歳の子供の利用が多く利用割合だと小さい数字が出るなど、理由はいくらでもあります。ですが、それ以前にデジタル庁や厚労省が一般の人が理解が可能な範囲での周知を進められてきたかというと疑問はあります。 一方で、周知や利用推進にコストのかかる高齢層をマイナ保険証へ無理に移行させることに執着するよりも、マイナ保険証利用者には医療を効率的に提供しつつ、資格確認書の利用者はオンライン資格確認でのチェックを手厚くするという判断もアリでしょう。 周知で身近なところでは、的確な受診に必要な診療や薬剤の履歴提示や自身での確認や高額高額療養費制度の適用、確定申告などのメリットだけでなく、合算高額療養費の申請は別途必要などの未整備部分と今後の計画を纏めて欲しいところです。
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マイナンバーカードの普及も不十分な中、国民の多数が支持していないマイナ保険証は紛失したらリスクが大きい、政府はこんなものを誰の許しを得て実施したのか。不正利用防止のためにこんなに手間と税金をかけるなら不正利用の取り締まりを強化すれば良い。
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健康保険証の廃止とマイナ保険証への移行は、多くの人にとって不安なことだと思います。利用率が低い現状を考えると、政府にはもっと丁寧な説明とサポートが必要です。特に高齢者やデジタルに不慣れな方々が安心して利用できるよう、しっかりとした対策を講じてほしいです。私たち一人ひとりが安心して医療を受けられる環境を整えることが大切です。
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落とすこと前提に考える方多くいますが、免許や保険証、キャッシュカードを落とすなんてそうそうありませんよね。それぞれ落としたら、結構面倒なので大切に扱っているのと同じように扱うだけ。 何が嫌かって、病院によって機器が違ったり、エラーが起こって時間を無駄にする可能性が高いこと。 ATM並に便利に利用出来れば、ここまで全年齢層で拒否反応は起こらないと思います。政府は、くだらないことにお金を使わないで、全医療機関に同型のシステムエラーの起きない読み取り機を配るくらいのことはして欲しい。
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小さな街のクリニックの院長です。 先日、受診されたお年寄りの患者様が帰り道にマイナ保険証と投薬された薬を紛失されました。マイナカードを再発行するためには本人が役所に行かなくてはならないのでご家族が有給休暇を取って対応しなくてはならず、大変だったとのお話でした。 今後高齢化社会が進むことを考えますと、紛失する方もそれなりに増えると容易に予想できます。保険証の再発行手続きは本人でなくてもできますので、高齢者に関しては紙の保険証の方が良いのではないでしょうか。 使う側もそのあたりをよく分かっていて、「無くしたら怖いし、面倒」という意識がマイナ保険証の利用率の低さの一因なのだと思います。 使う側にはマイナポイントを餌にマイナカードを作らせ、医療機関にはマイナカードの利用率によって診療報酬を上乗せするシステムを作り、お金を使いまくって誘導しようとしても「笛吹けども踊らず」になっているのが現状です。
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今日かかりつけのクリニックへ行って月が替わり保険証の提示を求められたが、自分を含めてほぼ全員が紙かカードの保険証を提示しており、マイナ保険証を利用している人は一人しか見かけなかった しかもマイナ保険証を利用した方は窓口にお声がけをして紙の保険証も提示してくださいという張り紙がしてあった このクリニックはマイナ保険証の読み取り機が先月まで故障中という張り紙がしてあって使えなかった 医療機関も本心ではマイナ保険証など使いたくないのかもしれないと感じた